エコジョーズは補助金の対象か|対象になる条件を確かめる

エコジョーズは燃焼の排熱を再利用して効率を上げた高効率型で、そのときに出る酸性のドレン水を処理する中和器という部品を持っています。補助金は制度ごとに対象機種の条件が決められているため、申請の前に、自宅に付いている機器がエコジョーズなのかをはっきりさせてください。
ところが給湯器の外観はどのタイプもよく似ていて、正面から眺めただけでは見分けがつきません。本記事では、ドレン配管と銘板でエコジョーズを確かめるやり方・リモコンに920が出ているときに先に決めること・申請前に控えておく型番と製造年まで、解説します。

給湯器dock編集部
給湯器のエラーコードと故障の症状を、メーカー公式の情報だけで調べられるサイトです。ノーリツ・リンナイ・パロマ・パーパス・長府製作所・コロナの6社について、番号ごとの意味と、自分で確認できる範囲・業者に依頼すべき範囲を分けて掲載しています。同じ番号でもメーカーが違えば意味が変わるため、公式の記載をそのまま引用し、確認した時点を明記しています。お湯が出ない、水漏れ、凍結といった症状からも探せます。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
給湯器の補助金は、対象になる機種の条件を満たすかで決まります
申請する人が最初にやることは、自宅の機器が制度の求める条件に当てはまるかを調べる作業です。
制度の名称も対象機種の範囲も受付の期間も年度や自治体で変わるので、どの制度に出すのかが決まらないうちは、交換の見積もりを取っても比べようがありません。
国の制度と自治体の制度のどちらを使うのか、併用できるのかは給湯器の補助金は国と自治体のどちらかで解説しています。
申請の前に控えるのは型番・製造年・ガス種
給湯器の銘板は本体の正面に貼ってあり、型番・号数・製造年・ガス種がまとめて書かれています。
この1枚をスマートフォンで撮っておけば、業者に見積もりを頼むときも、制度の対象機種と照らし合わせるときも、そのまま使えます。
都市ガスとプロパン(LP)ガスは機器そのものが別物で付け替えられないため、ガス種の記載は型番と同じくらい確認が要る項目です。
どの制度を見るかで対象の範囲が変わる
高効率の給湯器を対象にした制度でも、対象機種の並びや金額の決まり方は制度ごとに違います。機種側の条件は高効率給湯器の補助金で対象になる機種、2026年に使える制度の全体像は2026年の給湯器の補助金と対象機種で解説しています。
うちの給湯器がエコジョーズか、ドレン配管と銘板で見分ける
従来型とエコジョーズは本体の形も設置の仕方も似ていて、壁掛けなら並べて置かれても区別がつきません。見分ける手がかりは配管の本数と、銘板に書かれた型番の2つです。
本体の下から細い排水配管が出ていればエコジョーズ
エコジョーズは排熱を再利用する過程で酸性のドレン水が出るため、その水を機器の外へ逃がす排水用の配管がもう1本付きます。
パーパスも、エコジョーズのドレン排出配管について先端がゴミで詰まっていないか、水に浸かっていないかを確かめるよう案内しており、配管が外に出ていることが前提になっています。
ガス管・給水管・給湯管のほかに細い管が下へ伸びていれば、エコジョーズの可能性が高いと考えてください。
型番と号数は銘板で読む
号数は水温を25℃上げたお湯を1分間に何リットル出せるかを表す数字で、16号・20号・24号が主流です。
数字が小さいほど同時使用に弱いので、シャワーと台所を同時に使う家庭で16号から選び直すと、交換後に湯温の落ち込みが気になります。
型番の桁の読み方はリンナイのエコジョーズ給湯器の型番の読み方で解説しています。
920が点滅しているなら、補助金より先に中和器をどうするかを決める
920や930は中和器を持つ機種でしか出ない番号なので、この表示が出ていること自体がエコジョーズである裏付けにもなります。ただし表示の意味はメーカーで書き方が違います。
ノーリツは920を中和器の寿命が近い合図としている
ノーリツの公式FAQは、920を本体内部の中和器の寿命が近づいていることを知らせる表示とし、中和器の交換が必要としています。
お湯が出ているうちは使えるものの、しばらくすると930に変わってお湯が出なくなります。
中和器交換の参考費用について、ノーリツはガス給湯器で17,000円〜48,500円程度(税込)としています(2026年8月時点)。
10年以上使っている場合は、中和器を替えるか本体ごと取り替えるかを相談するよう勧めています。
パロマは1〜2か月で930に変わるとしている
パロマの公式FAQは、920をエコジョーズのドレンを中和する中和剤が減ってきた表示とし、1〜2か月は使えるが早めの取り替えを勧めています。
放置すると930に変わり、給湯器が動かなくなります。
制度の受付開始を待っている間にお湯が止まると、機種を選ぶ時間も見積もりを比べる時間も残らないので、920の段階で業者に見てもらってください。
修理で使い続けるか本体ごと替えるかは、使用年数で分かれます
ノーリツは過熱防止安全装置が働いた表示である14について修理が必要としたうえで、10年以上使用している場合は修理ではなく取り替えを勧めています。浴槽の循環を検知する部品の不具合が疑われる252でも、10年以上使っているなら取り替えの相談を案内しており、年数が判断を分ける線になっています。
88・888は故障ではなく点検時期の表示
ノーリツは88と888を点検時期をお知らせする表示とし、故障や不具合ではないとしています。
家庭用で10年、業務用で3年という設計上の標準使用期間に達したことを知らせるもので、点検を受けないかぎり表示は消えません。
パロマも故障表示ではないとしたうえで、有料の点検を受けるか、受けない場合は製品の取り替えを勧めています。
この表示が出る時期と、補助金を調べ始める時期はちょうど重なります。
交換そのものの判断材料は給湯器の交換が必要になる時期の見分け方で解説しています。
表示を消す操作では、対象機種かどうかは判断できません
920はリセットでは消えない
ノーリツの920は部品交換以外に消す方法がなく、コンセントの抜き差しやリモコン操作で消えるものではありません。
リセットのやり方を探して時間を使うより、中和器交換の見積もりを取るほうが先です。
パロマは点検お知らせ表示のリセットを公式ページで案内していますが、表示を消しても部品の劣化が進んでいる可能性は変わらず、点検か取り替えを勧める内容は同じです。
番号だけでは機種もメーカーも絞れない
エラー番号は、同じ数字でもメーカーが違えば意味が変わります。
検索で出てきた他社の説明を自分の機器に当てはめると、エコジョーズかどうかの判断からずれてしまいます。
ノーリツの番号ごとの扱いはノーリツ給湯器のエラー表示の一覧で解説しています。
よくある質問
従来型の給湯器でも補助金の対象になりますか
対象機種の条件は制度ごとに決まっているので、申請先の要件を直接確かめてください。ガス給湯器がどの条件で対象に入るかはガス給湯器が補助金の対象になる条件で解説しています。
920が出ていますが、補助金の受付を待ってから交換しても間に合いますか
パロマは920が出てから1〜2か月は使えるとしつつ、放置すると930に変わって動かなくなるとしています。
ノーリツも920はいずれ930に変わり、お湯が出なくなるとしています。
待つあいだにお湯が止まる見込みがあるなら、中和器交換で延ばすか、交換を前倒しするかを業者と先に決めてください。
リモコンの表示でエコジョーズかどうか分かりますか
920・930・290は中和器がある機種でしか出ないため、これらが出ていればエコジョーズの手がかりになります。何も表示が出ていない状態では判断できないので、ドレン配管の有無と銘板の型番で確かめてください。
まとめ
補助金の話に進む前に決めるのは、自宅の機器がエコジョーズかどうかと、あと何年使えるかの2点です。
ドレン配管と銘板で機種を特定し、920が点滅しているなら中和器の交換か本体の取り替えかを先に決めてください。
ぜひ本記事の銘板の控え方と920の扱いを参考に、制度の要件と自分の機器を突き合わせてから見積もりを取ってください。

