ノーリツ給湯器のエラー140|高温に注意すべき理由と対処

リモコンに140が点滅して燃焼が止まったとき、ノーリツはこの表示を「本体内部にて異常温度(高温)を検知し、過熱防止安全装置が働いたとき」のものとしています。機器が自分を守るために止まった状態で、番号を消す操作で片付くものではありません。
止まる前後には設定より高いお湯が出ることがあり、ノーリツも火傷への注意を呼びかけています。本記事では、ノーリツが公式に示す140の意味・蛇口を開ける前に火傷を避ける確かめ方・修理と取り替えが分かれる使用年数まで、解説します。

給湯器dock編集部
給湯器のエラーコードと故障の症状を、メーカー公式の情報だけで調べられるサイトです。ノーリツ・リンナイ・パロマ・パーパス・長府製作所・コロナの6社について、番号ごとの意味と、自分で確認できる範囲・業者に依頼すべき範囲を分けて掲載しています。同じ番号でもメーカーが違えば意味が変わるため、公式の記載をそのまま引用し、確認した時点を明記しています。お湯が出ない、水漏れ、凍結といった症状からも探せます。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ノーリツ給湯器の140は、過熱防止安全装置が働いて止まった表示
公式の説明は「本体内部の異常温度を検知」
ノーリツの公式FAQでは、140を本体内部で異常温度(高温)を検知し、過熱防止安全装置が働いたときの表示として説明しています。
似た番号に14があり、こちらは「給湯器本体内部の過熱防止安全装置が働いた時に表示されます」とされていて、書かれている内容はほぼ同じです。
14のページに140への言及はないため、どちらが重いといった区別までは公表されていません。
修理を頼むときは、リモコンに出ている桁数のまま伝えてください。
過熱防止安全装置は、熱交換器まわりが想定以上の温度になったときに燃焼を停止させる部品です。パロマも140・14について熱交換器などが異常に加熱している可能性があるとしており、メーカーをまたいで「熱くなりすぎたので止めた」という筋は共通しています。
故障ではない888とは性格が違う
同じリモコンに出る番号でも、88や888は点検時期を知らせる表示で、ノーリツは故障や不具合ではないと明言しています。
140は安全装置が働いて停止した状態なので、扱いが別です。
888の消し方と点検費用の目安で解説しているとおり、888は点検を受けない限り消えませんが、140のほうは点検ではなく修理の対象になります。
140で先に気をつけるのは、給湯器から出る高温のお湯
ノーリツは14の案内のなかで、使用中は高温のお湯が出ることがあるため火傷に注意するよう書いています。温度を測るセンサーや燃焼を制御する側に不具合があって安全装置が働いている可能性もあり、リモコンの設定温度どおりのお湯が出るとは限りません。
蛇口はいきなり全開にしない
台所やシャワーの蛇口を開けるときは水側から出し、手で温度を確かめてください。
湯が出始めてもすぐに体や顔にかけず、浴槽にお湯が張られている場合は手を入れる前にかき混ぜて温度を見ます。
小さい子どもや高齢の家族がいる家庭では、業者に見てもらうまで給湯の使用自体を控えるほうが安全です。
やけどを負った場合は、冷やしたうえで医療機関に相談してください。
表示が消えてお湯が出ても、直ったとは限らない
安全装置は温度が下がれば復帰することがあり、140が消えてお湯が使える状態に戻る場合もあります。
ノーリツは140や14を修理が必要な表示として扱っているので、一度消えたからといって原因がなくなったわけではありません。
使えているうちに点検を頼むほうが、入浴の途中で止まるより困らずに済みます。
あわせて、排気口にすすが付いている、ガスのにおいがする、使用中に頭痛や吐き気がするといった状態なら、不完全燃焼を疑う場面です。
復帰操作を試す前に使用を止めて、契約しているガス会社に連絡してください。
ノーリツは140を修理が必要としている。電源の抜き差しは繰り返さない
ノーリツの公式FAQは14について修理が必要とし、訪問での確認を勧めていて、ユーザー側でできる確認手順は案内されていません。
一方でパロマは140・14について、コンセントを抜き差ししても復帰しない場合は修理としており、同じ番号でもメーカーで案内の順番が違います。
番号だけを見て「電源を入れ直せば直る」と決めないでください。
抜き差しで状況が悪くなることもある
ノーリツは760の案内で、一部使用できていた状態で電源を抜くと、まったく使えなくなる場合があると明記しています。
140でも同じことが起きないとは言い切れないため、抜き差しを何度も繰り返すのは避けたほうが無難です。
別の番号も交互に出ているなら、ノーリツの番号別の原因と直し方一覧で、それぞれがどの部位の表示なのかを確かめてから連絡すると話が早く進みます。
修理か取り替えかは、ノーリツ給湯器の使用年数で分かれる
ノーリツは14の案内で、10年以上使用している場合は修理ではなく取り替えを勧めています。ガス給湯機器の設計上の標準使用期間が家庭用で10年とされているためで、同じ時期に別の部品も劣化していることがあります。
銘板で製造年とガス種を控えてから連絡する
本体正面の銘板には、型番・号数・製造年・ガス種が書かれています。
電話や受付フォームでは必ず聞かれるので、先に写真を撮っておくと手戻りがありません。
ガス種が違う機器は付け替えられないため、取り替えの見積もりでも都市ガスかプロパンかは最初に確認されます。
140が数か月のうちに何度も出るようなら、部品をひとつ替えて終わる話ではなくなります。壊れる前兆と買い替えを考える目安で解説している症状がいくつも重なっているなら、修理費を積み上げるより、取り替えの見積もりも並べて比べるほうが納得しやすいでしょう。
140に効果が薄い対処
設定温度を下げれば止まらなくなるという対処を見かけますが、ノーリツは温度設定の変更を140の手当てとして案内していません。安全装置が働いた事実は残り、温度を測る側や制御する側の不具合であれば、設定をいじっても同じところで停止します。
給水フィルターの掃除で消える番号ではない
140は水量の少なさが絡む表示とは別の番号なので、給水口のフィルターを掃除しても消えません。蛇口を全開にしても点火しない、番号が出ないのにお湯にならないという症状のほうが近いなら、お湯が出ないときの番号別の確かめ方で解説している切り分けのほうが合います。
よくある質問
140が出ていても、お湯が出るうちは使い続けて大丈夫ですか
ノーリツは14・140を修理が必要な表示としています。
出湯中に設定より高いお湯が出る可能性があるため、使うとしても蛇口は水側から開け、温度を確かめてからにしてください。
入浴や食器洗いのように湯へ長く触れる使い方は、点検を受けるまで控えるほうが安全です。
140と14はどちらが重い故障ですか
ノーリツの説明はどちらも過熱防止安全装置が働いたという内容で、軽重の区別は公表されていません。
受付では表示どおりの桁数と、本体の型番を一緒に伝えてください。
機種によって案内される部品が変わるため、型番がないと電話口では判断できません。
修理費用はどれくらいかかりますか
ノーリツの公式FAQで、140の参考料金は確認できませんでした。
番号によっては目安が公表されていて、たとえば252についてノーリツは参考料金を18,000円〜55,000円程度(税込、出張費・診断料を含む)としています(2026年8月時点)。
140は受付時に、出張費と診断料が含まれるかを確かめたうえで見積もりを取ってください。
まとめ
140はノーリツが過熱防止安全装置の作動として説明している表示で、番号を消す操作ではなく修理の連絡が先になります。高温のお湯が出ることがあるため蛇口は水側から開け、10年以上使っているなら取り替えの見積もりも並べて比べてください。
連絡する前に控えておくもの
控えるのは本体の型番とガス種、製造年、リモコンに出ている番号の桁数です。ぜひ本記事の切り分けを参考に、まずは銘板の写真を撮ってから修理の受付に連絡してください。





