給湯器のエラー252が出る原因|凍結予防運転と残り湯の関係

追いだきのボタンを押しても浴槽の湯が温まらず、リモコンに252が点滅している状態です。ノーリツはこの番号を、浴槽の水が循環しているかどうかを検知するスイッチなどの不具合としています。表示だけでは、浴槽側の状態が原因なのか本体内部の部品なのかまでは分かりません。
さらにノーリツの案内はGTSシリーズとそれ以外で分かれていて、自分で試せる操作があるかどうかが型番で変わります。つまり最初にやることは、銘板(めいばん)で型番を読むことです。本記事では、ノーリツが252に書いている内容・GTSシリーズの標準タイプで試せる呼び水・修理を頼む前に控えておく銘板の型番まで、解説します。

給湯器dock編集部
給湯器のエラーコードと故障の症状を、メーカー公式の情報だけで調べられるサイトです。ノーリツ・リンナイ・パロマ・パーパス・長府製作所・コロナの6社について、番号ごとの意味と、自分で確認できる範囲・業者に依頼すべき範囲を分けて掲載しています。同じ番号でもメーカーが違えば意味が変わるため、公式の記載をそのまま引用し、確認した時点を明記しています。お湯が出ない、水漏れ、凍結といった症状からも探せます。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
給湯器の252は、浴槽の水の循環を見る部分の不具合
ノーリツが252に書いている内容
ノーリツは252について、浴槽の水が循環しているかどうかを検知するスイッチ等の不具合が考えられる、としています。浴槽の湯を本体へ吸い込んで温め直すのが追いだきなので、その流れが起きているかを機器が確かめられなかったときに止まる仕組みです。湯はりの途中で出ることも、追いだきを押した直後に出ることもあります。
追いだき機能のある機種でしか出ない番号です
252は浴槽の循環を前提にした表示なので、浴槽に循環口がない給湯専用機では出ません。逆にオートやフルオートの機種では、湯はり・追いだき・保温のどの動作中でも表示される可能性があります。同じ循環の不具合でも、床暖房や浴室暖房の温水が回らない場合は別の番号になり、ノーリツは643を暖房ポンプまたは循環回路の開閉部品の不具合としています。番号ごとの切り分けはエラー643で疑う暖房の循環不良で解説しています。
メーカーが違えば252の意味も違います
252という数字が同じでも、メーカーごとに割り当てられた意味は別です。ノーリツの記載を他社の機器にあてはめないでください。リモコンや本体の銘板でメーカー名を確認したうえで、そのメーカーの案内を読む必要があります。ノーリツ機で別の番号も出た記録があるなら、ノーリツの番号別エラー一覧で解説しています。
252が出たら、浴槽の状態と型番を先に確かめる
浴槽の湯量と循環口のフィルターを見ます
循環口が湯に浸かっていない状態では、機器は水を吸い込めません。浴槽の水位が循環口より下がっていないか、フィルターに髪の毛や湯あかが詰まっていないかを最初に見てください。フィルターの掃除は取扱説明書に載っている範囲の手入れなので、ここまでは所有者側でできます。ただしノーリツが252の原因として挙げているのは検知スイッチ等の不具合なので、浴槽側がきれいでも表示が残ることは十分あります。
銘板の型番でGTSかどうかが分かれます
ノーリツの対処はGTSシリーズの標準タイプとそれ以外で分かれているため、型番の確認が先です。銘板は本体正面に貼られていて、型番・号数・製造年・ガス種まで読み取れます。マンションのパイプスペース内や屋外の壁掛けでも、扉を開ければ見える位置にあることが多いです。この型番と製造年は、あとで修理を依頼するときにもそのまま使うので、スマートフォンで撮っておくと二度確認せずに済みます。追いだきだけでなく蛇口やシャワーの湯も出ていないなら、原因のあたりが変わるのでお湯が出ないときの番号別の切り分けで解説しています。
GTSシリーズは呼び水、それ以外の給湯器は修理依頼
GTSシリーズの標準タイプで試せる呼び水
ノーリツはGTSシリーズの標準タイプについて、呼び水を試し、改善しなければ修理を依頼するよう案内しています。呼び水の具体的なやり方と対象になる型番は機種ごとに決まっているので、手元の取扱説明書の記載どおりに行ってください。試して表示が消えない場合、それ以上の操作を重ねる意味はありません。
GTS以外と機種が分からない場合
GTS以外の機種、そして型番が読めない場合は、ノーリツは修理受付フォームからの依頼を案内しています。所有者側で試す操作は示されていないため、分解して循環回路をのぞくような作業には手を出さないでください。ガス機器の内部に触れる修理は、資格を持つ事業者の仕事です。
ノーリツが公表している修理費用の目安
ノーリツは252の修理の参考料金を、18,000円〜55,000円程度(税込、出張費と診断料を含む)としています(2026年8月時点)。幅が大きいのは、交換する部品が検知スイッチだけで済むのか、循環回路側まで及ぶのかで変わるためです。訪問して現物を見るまで金額は確定しないので、電話やフォームの段階で出た数字は目安として受け取ってください。
直らないときは給湯器の使用年数で判断する
10年以上使っているなら取り替えの相談を含める
ノーリツは252のページで、10年以上使用している場合は修理ではなく取り替えを勧めています。家庭用ガス給湯機器の設計上の標準使用期間が10年と定められていて、この期間を越えた機器は他の部品も同時期に寿命を迎えるためです。呼び水で一度直っても、しばらくして同じ表示が戻る場合は、部品単位ではなく本体側の判断に切り替えたほうが出費の見通しが立ちます。
次に選ぶときは追いだきの種類と号数を先に決めます
取り替えを検討するなら、いま使っている機種がオートかフルオートか、号数が16号・20号・24号のどれかを銘板で押さえておいてください。号数は水温を25℃上げた湯を1分間に何リットル出せるかを示す数字で、小さいほどシャワーと台所の同時使用に弱くなります。ガス種が違う機器は付け替えられないので、都市ガスかプロパンかも同時に確認します。表示が出る前の段階で気づける変化については、給湯器が壊れる前兆と寿命の見方で解説しています。
給湯器の電源を抜き差ししても252は消えないことが多い
リセット操作が案内されている番号とされていない番号があります
エラー表示への対処としてまず電源の抜き差しを挙げる説明を見かけますが、ノーリツは252について、その操作で復帰するとは案内していません。示されているのはGTSシリーズの呼び水と、修理依頼の2つだけです。ノーリツは別の番号である760の説明で、一部が使用できていた状態で電源を抜くとまったく使えなくなる場合があると明記しています。むやみに抜き差しして状態を悪くする可能性があるため、公式が条件をつけていない操作は避けてください。
フィルター掃除を繰り返すのも解決にはなりません
循環口のフィルターは一度確認すれば足ります。掃除しても表示が戻るなら、原因は詰まりではなく検知する側の部品にあります。何度も洗い直すより、型番と症状を控えて修理を依頼するほうが早く湯に入れます。
よくある質問
252が出ていてもシャワーは使えますか
ノーリツは252を浴槽の循環を検知する部分の不具合としているため、表示が出ている間は追いだきや自動の湯はりができない状態です。蛇口やシャワーの湯が出るかどうかは機種と不具合の箇所で変わります。出ていたとしても放置せず、修理の依頼はしてください。
呼び水はどの機種でも試せますか
いいえ、ノーリツが呼び水を案内しているのはGTSシリーズの標準タイプです。それ以外の機種と型番が分からない場合は、修理受付フォームからの依頼が案内されています。やり方は機種ごとに決まっているので、取扱説明書の記載を確認してください。
修理を頼むとき、何を伝えればいいですか
銘板に書かれた型番・製造年・ガス種と、252が出る場面(湯はりの途中か、追いだきを押した直後か)を伝えてください。フィルターを掃除したか、呼び水を試したかも合わせて話すと、訪問時のやり取りが短く済みます。10年以上使っている場合は、修理と取り替えの両方について見積もりを取りたいと最初に伝えておくといいでしょう。
まとめ
ノーリツの252は浴槽の水の循環を検知する部分の不具合で、所有者側で試せるのはフィルターの確認と、GTSシリーズ標準タイプの呼び水までです。それ以外の機種は修理依頼が案内されていて、ノーリツは参考料金を18,000円〜55,000円程度(税込、出張費と診断料を含む)としています(2026年8月時点)。ぜひ本記事の銘板の読み方と切り分けを参考に、型番を控えたうえで修理か取り替えかを相談してください。


