コロナ給湯器のエラーサイン一覧|機器別の見分け方と対処

リモコンに数字が点滅していて、コロナの公式サイトのどこを見れば意味が分かるのかで手が止まる場面です。コロナは機器ごとに表示を分けていて、石油給湯機は2〜59とA〜F2、エコキュートはE01〜E68やU01〜U54、電気温水器はE02〜E42とC01〜C09が、公式のエラーサイン一覧に並んでいます。
同じEで始まる番号でもエコキュートと電気温水器では別物なので、機器を取り違えたまま一覧を眺めても答えにはたどり着けません。本記事では、機器ごとの番号の読み分け・コロナに「88」が無い理由・銘板で型番と製造年を控えてから修理を頼むところまで、解説します。

給湯器dock編集部
給湯器のエラーコードと故障の症状を、メーカー公式の情報だけで調べられるサイトです。ノーリツ・リンナイ・パロマ・パーパス・長府製作所・コロナの6社について、番号ごとの意味と、自分で確認できる範囲・業者に依頼すべき範囲を分けて掲載しています。同じ番号でもメーカーが違えば意味が変わるため、公式の記載をそのまま引用し、確認した時点を明記しています。お湯が出ない、水漏れ、凍結といった症状からも探せます。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
コロナの給湯器は「エラーコード」ではなく「エラーサイン」で案内されています
コロナの公式サイトは、リモコンに出る数字やアルファベットを「エラーサイン」という呼び方で一覧にしています。
検索するときの言葉は「エラーコード」でも同じものを指しますが、一覧で番号を探す前に決めなければならないのは呼び方ではなく、自分の家に付いているのがどの機器かという点です。
コロナは石油給湯機・エコキュート・電気温水器で一覧を分けており、番号の付け方もそれぞれ別になっています。
機器ごとに番号帯が分かれている
| 機器 | 公式の一覧に載っている表示 |
|---|---|
| 石油給湯機 | 2〜59、A〜F2 |
| エコキュート | E01〜E68、H01〜H50、U01〜U54、C01〜C07 |
| 電気温水器 | E02〜E42、C01〜C09 |
石油給湯機だけは数字が一桁や二桁で、アルファベットのAやF2も使います。
一方でエコキュートと電気温水器はE・H・U・Cの頭文字で区分されていて、しかもEとCの番号帯は両方に存在します。
E02やC01のように見た目が重なる表示があるため、貯湯タンクのある電気温水器なのか、外にヒートポンプユニットが置かれたエコキュートなのかを先に確かめてください。
コロナ給湯器に「88」は存在しません
「コロナ 給湯器 エラー88」と検索されることがありますが、コロナの石油給湯機・エコキュート・電気温水器の公式エラーサイン一覧には、いずれも88の記載がありません。88や888は他社が使っている点検時期の表示なので、別のメーカーの機器と混同している可能性が高いです。
88・888は故障ではなく、点検時期の合図
ノーリツは88と888について、点検時期をお知らせする表示で故障や不具合ではないとしたうえで、製品の設計上の標準使用年数(家庭用は10年、業務用は3年)に達したことを知らせるものだと説明しています。
パロマも故障表示ではないとしており、点検(有料)を受けるか、点検を受けない場合は製品の取り替えを勧めています。
パーパスは888を「タイムスタンプ」、長府製作所は888を点検時期お知らせ機能の表示としています。
いずれも点検を受けないかぎり表示は残るため、消し方を探している段階で二択に入っていることになります。
扱いの詳しいところはノーリツの888が出たときの消し方と点検費用の目安で解説しています。
石油とエコキュートでは、表示の意味も連絡する先も変わります
同じコロナの製品でも、灯油を燃やす石油給湯機と、電気でお湯を作るエコキュート・電気温水器では、止まる理由がそもそも別です。
石油給湯機は燃料まわりと燃焼の安全装置が絡む
石油は灯油の残量やタンクの状態が表示に直結します。
ノーリツは石油の110について、灯油切れや、オイルタンクに溜まった水を機器が吸い込んで燃焼不具合が起きている可能性、設置したばかりなら送油管に空気が残っている場合を挙げています。
これは番号の意味がメーカーごとに違うため、コロナの数字にそのまま当てはめてはいけませんが、石油機器で最初に疑う先が燃料側だという点は共通です。
燃焼する機器である以上、異臭やすすを伴うとき、給排気口がふさがっているときは不完全燃焼のおそれがあるので、使用をやめて販売店かメーカーに連絡してください。
エコキュート・電気温水器はアルファベットで区分されている
電気側は燃焼がないぶん、E・H・U・Cという頭文字で表示が整理されています。番号そのものの意味はコロナが公式に公開しているので、機器の種類を確かめたうえで、その一覧の番号をそのまま照合するのがいちばん確実です。
自分で確認できるのは燃料と詰まりまでで、センサーや基板には触りません
ユーザー側で手を出せる範囲は、燃料があるか、電源が来ているか、水やお湯の通り道がふさがっていないか、という外側の確認までです。
ガス機器であれば、パロマは11と111について、リモコンを切にしてもう一度点火操作をすること、ガスが正しく供給されているかを確かめること、他のガス機器も点かないときやガスメーターが遮断しているときはガス会社に連絡することを挙げています。
パーパスもE5で、ガスコンロが点くなら給湯器側、点かないならガス供給会社へ問い合わせるという切り分けを示しています。
ガス機器での点火不良の切り分けはエラー111が出たときのメーカー別の原因と対処で解説しています。
部品の不具合は番号で名指しされても自分では直せない
パロマは321をお湯の温度を測る部品のエラー、510をガスの電磁弁またはフレームロッドの異常、760を給湯器とリモコンの通信エラーとしています。
温度を測るサーミスタや制御基板は、番号で箇所が分かっても交換は修理の範囲です。
安全装置が作動した表示も同じで、ノーリツは14について過熱防止安全装置が働いたときの表示だとし、使用中に高温のお湯が出ることがあるため火傷に注意したうえで修理が必要だとしています。
電源の抜き差しも万能ではなく、ノーリツは760について、一部使用できていた状態で電源を抜くとまったく使えなくなる場合があると明記しています。
表示が出ていないのにお湯だけ出ないときは、原因の探し方がそもそも変わるので、お湯が出ないときの番号別の確認のしかたのほうが合います。
コロナの機器は銘板で型番と製造年まで分かります
修理や点検を頼む電話で最初に聞かれるのが型番です。
本体の正面や側面に貼られた銘板には型番と製造年が書かれており、ガス機器であれば号数とガス種もここで確認できます。
号数は水温を25℃上げたお湯を1分間に何リットル出せるかを表す数字で、16号・20号・24号が主流です。
控えるのは型番・製造年・表示されている番号の3つ
銘板は屋外にあって汚れていることも多いので、読み取れたらその場で写真を撮っておくと、電話口で読み上げる手間が減ります。
表示は運転を切ると一度消えることがありますが、原因が解消していなければまた出るため、消えたからといって番号を忘れないでください。
リンナイのように、給湯温度の▲を押しながら運転ボタンを押すと直近9件の履歴を呼び出せる機種もあります。
コロナの機器も、修理か取り替えかは使用年数で分かれます
判断の分かれ目になるのが、設計上の標準使用期間です。
これはメーカーが定める、安全上支障なく使用できる標準的な期間で、ノーリツのガス給湯機器では家庭用10年・業務用3年とされています。
10年を超えている機器は、ノーリツも14や252の案内の中で、修理ではなく取り替えを検討するよう勧めています。
部品交換で済む表示と、本体ごと替えたほうが早い表示がある
費用の感覚を持っておくと相談が早く進みます。
ノーリツはガス給湯器の252について、参考料金を18,000円〜55,000円程度(税込、出張費・診断料を含む)としています(2026年8月時点)。
これはあくまでノーリツのガス機器についての公表値で、コロナの機器の修理費用はこの数字とは別です。
修理の見積もりが本体交換に近づいてきたときの考え方は、給湯器が壊れる前兆と買い替えを考える年数で解説しています。
よくある質問
コロナの給湯器にエラー88が出たのですが、どうすればいいですか
まず銘板でメーカーを確かめてください。
コロナの石油給湯機・エコキュート・電気温水器の公式一覧に88はなく、88や888はノーリツ・リンナイ・長府製作所・パロマ・パーパスが使っている点検時期の表示です。
リモコンの表示が88だったなら、機器がコロナ以外である可能性が高く、その場合は故障ではないので点検を受けるか取り替えるかの判断になります。
エラーサインは電源を入れ直せば消せますか
表示によって違います。
メーカーが運転スイッチの入り切りや電源の抜き差しを案内しているのは一部の表示だけで、しかも「それで消えなければ修理」という条件が付いています。
いったん消えても同じ番号が繰り返し出るなら、原因は残ったままなので修理を依頼してください。
他社のエラーコード一覧を見て対処しても大丈夫ですか
同じ番号でもメーカーが違えば意味が変わるため、当てはめないでください。
たとえばノーリツの888は点検時期の表示ですが、コロナの一覧にその番号はありません。
メーカーごとの番号の並びは、ノーリツの番号別の原因と直し方の一覧やパーパスの番号別の意味と対処で解説しています。
まとめ
番号を控えるところから始める
コロナの表示は石油給湯機・エコキュート・電気温水器で番号の付け方が分かれていて、EやCのように見た目の重なる番号もあります。
自分で確認できるのは灯油の残量や詰まりといった外側までで、温度を測る部品や制御基板まで番号が指しているなら修理の範囲です。
88が出ているなら、それはコロナの機器ではなく、故障ではない点検時期の表示を見ています。
ぜひ本記事の機器別の番号の読み分けと、型番・製造年・表示番号を控えてから連絡するやり方を参考に、自分の機器に合った一覧で確認してください。


