ノーリツ給湯器のエラーコード一覧|番号別の意味と対処法

リモコンに出た数字を手がかりに調べはじめると、ノーリツの公式FAQには給湯機器のエラー表示だけで335項目が並んでいます。数が多いだけでなく、同じ番号でもメーカーが違えば指す内容が変わるのが厄介な点です。
たとえば【88】【888】はノーリツ・リンナイ・長府・パーパスがそろって点検時期のお知らせとしていますが、コロナの公式一覧にはそもそも【88】という表示がありません。番号を調べる前に、メーカーと型番を控えるほうが近道になります。
本記事では、ノーリツの番号を対応別に3タイプへ分けた一覧・点検を受けないと消えない888と交換しないと止まる920・銘板で型番と製造年を確かめる場所まで、解説します。

給湯器dock編集部
給湯器のエラーコードと故障の症状を、メーカー公式の情報だけで調べられるサイトです。ノーリツ・リンナイ・パロマ・パーパス・長府製作所・コロナの6社について、番号ごとの意味と、自分で確認できる範囲・業者に依頼すべき範囲を分けて掲載しています。同じ番号でもメーカーが違えば意味が変わるため、公式の記載をそのまま引用し、確認した時点を明記しています。お湯が出ない、水漏れ、凍結といった症状からも探せます。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ノーリツ給湯器のエラー番号は、公式FAQに335項目ある
ノーリツは給湯機器のエラー表示を公式FAQで公開していて、その項目数は335にのぼります。番号を入力すれば該当ページに行き着くつくりですが、桁数の違う番号が並んでいるため、リモコンの表示をそのまま打ち込んでも自分の機種の説明に当たらないことがあります。
2桁の表示と3桁の表示が両方ある
ノーリツは【88】と【888】を同じ項目で扱い、どちらも点検時期のお知らせと説明しています。
一方で【14】と【140】は別の項目として載っており、どちらにも本体内部で異常な高温を検知して過熱防止安全装置が働いたときの表示という、ほぼ同じ内容が書かれています。
公式が両者の違いを明記していないので、桁数だけを見て「こちらは軽いほうだ」と決めないでください。
番号ごとの詳細はノーリツ給湯器のエラー表示を番号別にまとめた一覧で解説しています。
番号より先に、型番と燃料種別を控える
同じノーリツでも、ガス給湯器と石油給湯機では同じ番号の原因が変わります。
ノーリツは【110】を給湯器が点火できなかったときの表示としたうえで、石油は灯油切れやオイルタンクに溜まった水の吸い込み、設置したばかりなら送油管に残った空気を原因に挙げ、ガスの場合はそれらの確認で改善しなければ初期点火系統の部品不具合の可能性があるとしています。
手元の機器が灯油で動くのかガスで動くのかが分からないままでは、どちらの説明を読めばよいかも決まりません。
同じ番号でもメーカーが違えば指す内容が違う
番号だけを検索窓に入れると、他社の説明が上位に並びます。
メーカーごとに番号の割り当てが異なるため、他社のページに書かれた対処をそのまま試すと、見当違いの場所を確認することになります。
社別の対応はメーカー別に番号の意味をまとめた給湯器のエラーコード一覧で解説しています。
888を点検時期の合図としているメーカー
ノーリツは【88】【888】を「点検時期をお知らせする表示で、故障や不具合ではございません」とし、家庭用は10年、業務用は3年の設計上の標準使用年数に達したことを知らせるものだと説明しています。
リンナイも使用期間10年相当での点検時期通知、長府製作所は点検時期お知らせ機能の表示、パーパスはタイムスタンプとして設置から10年経過の点検お知らせと記載していて、パロマも故障の表示ではないとしています。
番号の意味がそろっている珍しい例です。
コロナの一覧に88という表示はない
コロナは石油給湯機のエラーサインを2〜59とA〜F2、エコキュートをE01〜E68やH01〜H50などの英字つきで公開していて、公式一覧のどこにも【88】がありません。
コロナの機器で88を探しているなら、他社の点検時期表示と混同している可能性が高いと考えられます。
コロナ特有の2桁番号の扱いはコロナ給湯器のエラー22が示す内容と解除の手順で解説しています。
表示は「自分で確認できる」「修理が必要」「故障ではない」の3タイプ
ノーリツの公式FAQを番号ごとに読むと、ユーザーに確認を求めているもの、最初から修理受付へ案内しているもの、故障ではないと明記しているものに分かれます。代表的な番号を並べると次のようになります。
| 表示 | ノーリツが示している内容 | まず何をするか |
|---|---|---|
| 110 | 給湯器が点火できなかった | 石油は灯油の補給とエア抜き、屋外タンクの水抜き |
| 14 | 本体内部の過熱防止安全装置が働いた | 高温の湯が出ることに注意し、修理を依頼する |
| 252 | 浴槽の水の循環を検知するスイッチ等の不具合 | GTSの標準タイプは呼び水を試す。それ以外は修理を依頼する |
| 643 | 暖房ポンプまたは循環回路を開け閉めする部品の不具合 | 修理を依頼する |
| 920 | 中和器の寿命が近い | 中和器の交換を依頼する |
| 88・888 | 点検時期のお知らせ(故障ではない) | 点検受付フォームから点検を申し込む |
自分で確かめられるのは燃料と循環まわりの一部だけ
ユーザー側で手を動かせる番号は限られています。
110の石油機で灯油を半分以上補給してエア抜きをする、252でGTSシリーズの標準タイプに呼び水を試すといった範囲で、それ以外は訪問での確認をノーリツ自身が勧めています。
点火しない系の番号を他社と見比べたい場合はノーリツ給湯器の111で点火しない原因と自分でできる確認で解説しています。
センサーやサーミスタ(温度を測る部品)の断線、ガスの電磁弁、燃焼ファンの送風量、リモコンとの通信といった制御側の不具合は、他社の公式FAQでも番号が細かく割り当てられていて、番号から部品を特定する作業は業者の領分です。
におい・異音・給排気のふさがりがあるときは使用を止める
排気口や吸気口がふさがっている、焦げたにおいがする、不完全燃焼が疑われるといった状態では、復帰操作を試す前に運転を停止して販売店かメーカーに連絡してください。番号が出ないのにお湯だけ出ないときの切り分けは原因が別にあるので、お湯が出ないときの番号別の原因と確認の手順で解説している内容のほうが合います。
点検時期の888と、ノーリツ920の中和器は別の話
どちらも「10年前後で出る表示」として一緒に語られがちですが、片方は故障ではなく、もう片方は部品交換をしないと使えなくなります。
888は点検を受けないと消えない
ノーリツは888について、故障ではないため使用はできるとしたうえで、法定点検またはあんしん点検を受けることを勧めています。
点検の申し込みは公式の点検受付フォームからで、リモコン操作で表示を消す方法は公式に案内されていません。
消し方と点検の中身はノーリツ給湯器の888が故障ではない理由と点検費用の目安で解説しています。
920はリセットできず、930になると止まる
920は本体内部の中和器の寿命が近いことを知らせる表示で、中和器はエコジョーズが出す酸性のドレン水を中和処理する部品です。
一定量を処理すると寿命を迎えるため、交換以外に表示を消す手段はありません。
ノーリツはお湯が出るうちは使用しても問題ないとしつつ、しばらくすると930に変わってお湯が出なくなると明記しています。
中和器交換の参考費用の目安は、ノーリツがガス給湯器で17,000円〜48,500円程度(税込)としています(2026年8月時点)。
型番と製造年はノーリツ給湯器の銘板で分かる
修理を頼むにも機種別の説明を読むにも、型番が要ります。本体正面に貼られた銘板を見れば、型番・号数・製造年・ガス種がまとめて確認できるので、番号を控えるついでに銘板の写真を1枚撮っておくと話が早く進みます。
銘板で押さえる4項目
号数は水温を25℃上げたお湯を1分間に何リットル出せるかを表す数字で、16号・20号・24号が主流です。
数字が小さいほど同時使用に弱くなります。
ガス種は都市ガスとプロパン(LP)ガスで機器が別物になり、付け替えはできません。
製造年が分かれば、設計上の標準使用期間である10年を過ぎているかどうかもその場で判断できます。
追いだきの有無で出る番号が変わる
給湯専用・オート・フルオートのどれなのかも、読む説明を左右します。
浴槽の循環口を使う追いだき系の番号は、循環口のない給湯専用機では出ません。
252や632のように浴槽の水の循環にからむ番号が出たなら、自分の機器に追いだき機能があることが前提になります。
設置形態が壁掛けか据置か、マンションのパイプスペース(PS設置)か屋内FF式かも、交換を検討する段階で必要になる情報です。
ノーリツが示す参考料金と、10年を超えた機器の判断
費用は症状と機種で変わりますが、ノーリツは一部の番号に参考料金を公開しています。
252については出張費と診断料を含めて18,000円〜55,000円程度(税込)が参考料金とされています(2026年8月時点)。
見積もりの桁感をつかむ材料にはなるものの、訪問して症状を確認しないと確定しません。
公式が10年を区切りに取り替えを勧める番号がある
ノーリツは14と252の説明で、10年以上使用している場合は修理ではなく取り替えを勧めています。
920でも、10年を超えているなら中和器交換と本体取り替えのどちらにするかを相談するよう案内しています。
修理費が本体価格に近づくことと、部品の供給が年数とともに細っていくことの両方が理由です。
表示が出る前の段階で判断材料をそろえたい場合は、給湯器が壊れる前兆と寿命から買い替えを考える目安で解説しています。
よくある質問
ノーリツの88と888は同じ意味ですか
ノーリツは両方を同じ項目で扱い、点検時期をお知らせする表示で故障や不具合ではないと説明しています。表示を消すには法定点検かあんしん点検を受ける必要があり、点検の申し込みは公式の点検受付フォームから行います。
電源を入れ直せば番号は消えますか
番号によります。
920のように部品交換以外に消す方法がない表示もあり、ノーリツは760について、一部使用できていた状態で電源を抜くとまったく使えなくなる場合があると注意を書いています。
公式が条件つきで案内している操作だけを、その条件どおりに行ってください。
石油とガスで同じ番号なら対応も同じですか
ノーリツの110がよい例で、石油は灯油の残量や水の吸い込み、送油管の空気を先に確認するのに対し、ガスは他のガス機器が点くかを見たうえで改善しなければ点火系統の部品不具合が疑われます。番号が同じでも、確認する場所は燃料で変わります。
まとめ
ノーリツの番号を調べるときは、公式FAQの335項目を端から追うのではなく、型番と燃料種別を控えてから自分の機種の記載だけを読むほうが確実です。
88・888は故障ではなく点検を受けないと消えない表示、920は中和器を交換しないと930で止まる表示という違いを押さえておけば、慌てて電源を抜く必要もなくなります。
ぜひ本記事の3タイプの分け方と銘板の確認場所を参考に、修理を依頼するか取り替えるかを落ち着いて判断してください。


