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給湯器のお湯がぬるいのにエラーなし|番号が出ない不調の原因

リモコンにエラー番号は点滅していないのに、シャワーの湯だけがぬるい、という状態です。

この場合に疑う先は、給湯器の故障だけではありません。

号数は水温を25℃上げたお湯を1分間に何リットル出せるかを示す数字で、16号なら毎分16リットルという意味になりますが、入ってくる水が5℃まで冷える冬に40℃の湯を作るには35℃上げる必要があり、出せる量はおよそ11リットルまで落ちます。

つまり同じ機器でも、季節と同時使用の量だけで湯温は変わります。

ほかにリモコンの設定温度と優先の切り替わり、水栓の内部で水が混ざっているケースもあり、どれも表示は出ません。

本記事では、蛇口を1か所に絞る切り分け・リンナイ機でエラー履歴を呼び出す操作・寿命を疑う条件まで、解説します。

給湯器dock編集部

給湯器のエラーコードと故障の症状を、メーカー公式の情報だけで調べられるサイトです。ノーリツ・リンナイ・パロマ・パーパス・長府製作所・コロナの6社について、番号ごとの意味と、自分で確認できる範囲・業者に依頼すべき範囲を分けて掲載しています。同じ番号でもメーカーが違えば意味が変わるため、公式の記載をそのまま引用し、確認した時点を明記しています。お湯が出ない、水漏れ、凍結といった症状からも探せます。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ぬるいのに表示が出ない原因は、給湯器の外にもあります

エラー番号は、機器が異常を検知したときに出るものです。

湯温が設定より低いだけでは異常として扱われないことが多く、表示が出ないまま症状だけが続きます。

そのため「エラーなし」は「給湯器は正常」という意味にはならず、逆に「給湯器が壊れている」という意味にもなりません。

冬は同じ号数でも設定温度に届きにくい

給湯器は、入ってきた水を一定の温度まで上げて送り出します。

水道水が冷たい時期は上げ幅が大きくなるので、同じ号数でも出せる湯量が減ります。

16号や20号の機器でシャワーと台所を同時に使うと、能力を超えた分は水が混ざったまま出てくるため、どちらもぬるくなります。

夏は気にならず、11月以降だけ症状が出るなら、まずこの能力不足を考えてください。

温度設定と優先の切り替わりで下がっている

台所と浴室の両方にリモコンがある住まいでは、温度を決められるのは優先側の1台だけです。

家族が浴室側で低めに設定したあと優先が移っていなければ、台所でいくら操作しても反映されません。

給湯専用の機器でも、リモコンの設定が低温側に残っているだけで同じ症状になります。

水栓の中で水が混ざっている

サーモスタット式の混合水栓は、湯と水を内部で混ぜて温度を作ります。

この切り替え部分が劣化すると、湯側に回しても水が混ざり続けてぬるい湯しか出ません。

症状が1か所の蛇口だけに出ている場合は、給湯器ではなくこの水栓側の可能性が高くなります。

お湯側だけ出が弱いという症状も重なっているなら、お湯だけ水圧が低いときに元栓と減圧弁のどちらを見るかで解説しています。

蛇口を1か所だけ使えば、給湯器側か水栓側か分かります

切り分けは、湯を使う場所を1か所に絞るところから始めてください。ほかの蛇口と洗濯機、食器洗い機をすべて止め、台所の湯を単独で出して2〜3分待ちます。

単独で熱くなるかどうかで分かれます

単独なら設定どおりの温度になり、2か所同時にするとぬるくなるなら、原因は号数に対する同時使用です。

単独でもぬるく、しかも台所と浴室の両方で同じようにぬるいなら、給湯器側の温度制御か燃焼側の不具合を疑います。

浴室のシャワーだけがぬるくて台所は熱いなら、その水栓の内部部品が原因と考えられます。

なお湯がまったく出ない場合は切り分けの筋道が別になるので、お湯が出ないときのエラー番号別の原因と直し方で解説しています。

リンナイ機はエラー履歴を呼び出せます

今は表示が消えていても、過去に番号が出ていたなら手がかりになります。

リンナイは、給湯温度の▲を押しながら運転ボタンを押すと、最新のものから順に9つのエラー履歴を表示できるとしています。

運転の入/切どちらの状態でも操作でき、浴室リモコンでも同じ手順で、戻すときも同じ操作です。

番号が残っていた場合は、その番号を修理依頼のときに伝えてください。

ノーリツ機で番号を見かけた場合は、ノーリツ給湯器のエラー表示を番号別に調べられる一覧で解説しています。

原因別の手当ては、設定と同時使用の確認から始めます

手当ての順番は、自分で確かめられるものから進めるのが無駄がありません。

設定と同時使用を変えて反応を見る

まず優先リモコンを台所側に切り替えてから温度を上げ、変化するかを確かめます。

設定を上げても湯温が動かないなら、設定が原因ではありません。

次に、シャワーを使う時間帯に洗濯や食器洗いを重ねていないかを見直してください。

冬だけ能力が足りない状態なら、同時使用をずらすだけで症状は出なくなります。

水栓側と流量側の手当て

1か所の蛇口だけがぬるいなら、その水栓の修理か交換になります。

給湯器本体ではないので、水道の工事業者が相談先です。

配管側では、水の入口にあるストレーナー(ごみを受ける網)が詰まって流量が落ちているケースもあり、自分で掃除できる範囲と業者に任せる範囲の境目は給湯器のストレーナーの詰まりで自分で掃除できる範囲で解説しています。

内部の部品が原因なら修理です

どの蛇口でも単独でぬるく、設定も同時使用も関係がないなら、温度を測るセンサーや湯量を調整する部品の不具合が残ります。

ここは分解を伴うので、ユーザーが触る範囲ではありません。

メーカーの修理受付か、設置したガス会社に連絡してください。

手当てしても戻らないなら給湯器の寿命を疑います

ノーリツは家庭用ガス給湯機器の設計上の標準使用期間を10年としており、リモコンの【88】【888】はその年数に達したことを知らせる表示で、故障ではないとしています。

同社は使用を続けられるとしたうえで、法定点検またはあんしん点検を受けることを勧めていて、点検を受けないとこの表示は消えません。

ぬるいという症状と年数が重なっているなら、修理費をかけるか本体を替えるかの判断に入る段階です。

ノーリツは【14】のように過熱防止装置が働く症状について、10年以上使っている場合は修理ではなく取り替えを勧めています。

判断の目安は給湯器が壊れる前兆と買い替えを考える寿命の目安で解説しています。

使用を止めて連絡すべき状態

湯がぬるいことと合わせて、ガスのにおいがする、排気口の周りがすすで黒い、使っている最中に頭痛やめまい、吐き気が出るといった状態なら、復帰操作を試さずに使用を止めてください。

窓を開けて機器の運転を切り、ガス会社に連絡します。

体調に異変がある場合は医療機関に相談してください。

電源の入れ直しは温度の症状には効果が薄いです

ネット上でよく見かける手当てのうち、湯がぬるい症状にほとんど関係しないのが電源プラグの抜き差しです。

抜き差しで状況が悪くなる場合もあります

エラー表示が残っている場合のリセットとは話が別で、設定温度どおりに上がらない状態は電源を切っても変わりません。

ノーリツは【760】の説明で、一部が使用できていた状態で電源を抜くと、まったく使えなくなる場合があると明記しています。

ぬるいながらも湯が出ているなら、それは一部使用できている状態です。

むやみに抜くのではなく、設定と同時使用、蛇口ごとの症状差を先に確かめてください。

よくある質問

設定を42℃にしてもぬるいのは故障ですか

故障とは限りません。

優先リモコンが別の場所にあって設定が反映されていない、ほかの蛇口や洗濯機と同時に使っていて能力を超えている、冬場で上げ幅が大きいといった条件が重なっているだけのこともあります。

すべて止めて1か所で試し、それでも上がらない場合に修理を検討してください。

エラーが出ていないなら修理は必要ないですか

必要な場合があります。

湯温が低いだけでは機器が異常と判断しないことが多く、表示が出ないまま部品が劣化していることもあります。

リンナイ機ならエラー履歴を呼び出して過去の番号を確認し、番号が残っていた場合はその番号を伝えて修理を依頼してください。

冬だけぬるくなるのは号数が足りないからですか

その可能性が高い症状です。

号数は水温を25℃上げた湯を毎分何リットル出せるかという数字なので、水が冷たい時期は出せる量が減ります。

同時使用をやめて単独で使えば温度が戻るなら能力不足で、買い替えるときは16号から20号、24号へ号数を上げる検討に入ります。

ただしガス種と設置形態が合う機種でなければ付け替えられないので、本体の銘板で型番とガス種を控えてから相談してください。

まとめ

エラー番号が出ていないぬるさは、給湯器の故障と、季節と同時使用による能力不足、水栓側の劣化のどれかに分かれます。

湯を使う場所を1か所に絞って単独で熱くなるか、蛇口ごとに症状が違うかを見れば、どこに連絡すべきかまで絞れます。

ガスのにおいや体調の異変が重なっているときだけは切り分けを後回しにして、使用を止めてガス会社に連絡してください。

ぜひ本記事の切り分けの順番を参考に、修理を頼む前に銘板の型番と症状の出る場所を控えておいてください。

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