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給湯器リモコンの雪マークの意味|凍結予防が働いているサイン

リモコンに雪だるまのマークが出ていても、それは故障の知らせではありません。

888や920のように数字が点滅する表示とは別で、外気温が下がったときに給湯器が自分で始める凍結予防運転のサインです。

マークが点いている間も、お湯はふだんどおり使えます。

ただし、雪マークが点いていれば絶対に凍らないわけでもありません。電源プラグが抜けていれば運転そのものが動きませんし、屋外に露出した給水配管や蛇口までは守られない機種もあります。

本記事では、雪マークが点く仕組み・凍結予防運転が止まってしまう電源まわりの条件・凍ってお湯が出なくなったときにやってはいけない手当てまで、解説します。

給湯器dock編集部

給湯器のエラーコードと故障の症状を、メーカー公式の情報だけで調べられるサイトです。ノーリツ・リンナイ・パロマ・パーパス・長府製作所・コロナの6社について、番号ごとの意味と、自分で確認できる範囲・業者に依頼すべき範囲を分けて掲載しています。同じ番号でもメーカーが違えば意味が変わるため、公式の記載をそのまま引用し、確認した時点を明記しています。お湯が出ない、水漏れ、凍結といった症状からも探せます。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

雪マークは凍結予防運転が動いているサイン

給湯器のリモコンに表示される雪だるまや雪の結晶のマークは、機器が凍結を防ぐ動作に入ったことを示しています。

冬の夜間や明け方、外気温が一定まで下がったタイミングで自動的に点灯し、気温が上がれば自然に消えます。

読者が何か操作をしたから出たわけではなく、放っておいて構いません。

外気温が下がると自動で始まる運転

凍結予防の動作は、おおまかに2タイプあります。

ひとつは給湯器本体の中の配管に取り付けられたヒーターに通電し、水が凍る温度まで下がらないようにするもの。

もうひとつは追いだき機能付きの機種にあるもので、浴槽に残り湯があるときに循環ポンプを回し、追いだき配管の中の水を動かして凍結を防ぎます。

後者が働くと、浴室から低い動作音が聞こえることがあります。

音の正体が凍結予防運転なのか別の異常なのか迷うときは、音の種類からわかる給湯器の異常で解説しています。

点滅するエラー番号とは別の表示

マークの形や表示位置はメーカーと世代で違い、雪だるまのほかに結晶の形を使う機種もあります。

共通しているのは、点滅する数字とは扱いが別だという点です。

ノーリツの公式FAQには給湯機器のエラー表示が335項目掲載されていますが、凍結予防運転の表示はその一覧に載る不具合ではありません。

自分の機種の表示が何を指すかは、リモコンの取扱説明書か、メーカーの公式FAQで型番から確認してください。

給湯器の電源プラグを抜くと凍結予防運転は止まります

凍結予防運転は電気で動くため、本体に電気が来ていないと一切働きません。ここを知らずに節電のつもりでプラグを抜き、翌朝に凍らせてしまう例が冬場に起きます。

リモコンを切っても運転は続きます

リモコンの運転スイッチを切った状態でも、電源プラグが刺さっていれば凍結予防運転は動きます。

逆に、プラグを抜く、屋外コンセントの防水カバーが外れて濡れている、分電盤のブレーカーを落としている、といった状態では運転が止まります。

冬の間に長期で家を空けるときは、電源を入れたままにしておくか、後述する水抜きをしておくかの二択で考えてください。

停電と電源が入らないときの扱い

停電中は凍結予防運転も止まります。

寒波と停電が重なった場合は、復旧を待つより先に水抜きをしたほうが安全です。

また、通電しているはずなのにリモコンが真っ暗なままという状態は凍結予防以前の問題で、別の切り分けが要ります。

その場合は給湯器の電源が入らないときの見分け方で解説しています。

雪マークが出ていてもお湯が出ないときの切り分け

凍結予防運転には限界があり、本体の外に出ている給水・給湯配管や、屋外の立水栓までは温められません。朝いちばんでお湯が出ないときは、まず蛇口から水が出るかどうかを見てください。

水も出ないなら給水側が凍っています

台所も浴室も水すら出ないなら、水道メーター近くの配管か、給湯器へ入る前の給水配管が凍っている可能性が高いです。

家じゅうで出ないのではなく一か所だけなら、その蛇口につながる配管が凍っています。

気温が上がって自然に解ければ復旧しますが、解けた直後に配管が割れていて水が噴き出すことがあるため、通水したら給湯器の下まわりを目視で確認してください。

水が垂れていたら給湯器の水漏れを場所別に見る手順で解説しています。

水は出るのにお湯だけ出ないとき

水が問題なく出るなら、凍っているのは給湯配管か本体内部、あるいは原因が凍結ではありません。

燃料の供給が止まっているだけという場合もあります。

パーパスは給湯器のガス供給が遮断された表示について、まずガスコンロが使えるかを確認し、コンロが正常に点くなら給湯器側、点かないならガスメーターでの遮断かガス切れを疑ってガス供給会社に問い合わせるよう案内しています。

石油給湯機なら灯油残量も見てください。

原因が凍結以外に広がるときは、水は出るのにお湯だけ出ない場合の原因とエラー番号別にお湯が出ない理由を追う手順で解説しています。

凍った給湯器に熱湯をかけてはいけません

凍結が疑われるとき、急いで解かそうとして配管に熱湯をかける人がいますが、これは勧められません。

急激な温度差で配管や継手(つぎて)が割れ、解けた瞬間に水漏れへ変わります。

本体の樹脂部品やカバーを傷めることもあります。

火であぶる、ガスバーナーを使うといった方法は論外で、火災につながります。

リセット操作では凍結は解けません

よく紹介される手当てのうち、凍結に対してほとんど意味がないのが電源の入れ直しです。

凍結は配管の中の水が物理的に固まっている状態なので、電気的なリセットをかけても水は流れません。

表示だけが一度消えて直ったように見え、蛇口をひねるとやはり出ない、という結果になります。

給湯器の電源操作はメーカーが条件をつけている場合があり、むやみに抜き差しする操作でもありません。

待つ間にやっておくこと

基本は気温が上がるのを待つことです。

待っている間に、給湯栓を一度閉じておいてください。

開けっぱなしにしていると、解けた瞬間に勢いよく水が出て周囲を濡らします。

解けたあとは、水・お湯の両方を少し流して漏れがないかを確かめます。

半日以上たっても復旧しない、本体から水が垂れている、解凍後に湯温が安定しないといった状態なら、メーカーの修理受付か販売店に連絡してください。

給湯器を凍らせないための冬の備え

凍結予防運転に任せきりにせず、冷え込む予報が出た夜にひと手間かけておくと、朝のトラブルはかなり減ります。

残り湯と少量通水

追いだき機能付きの機種では、浴槽の残り湯を循環口より上まで残しておくと、凍結予防の循環ポンプが働けます。

入浴後に湯を抜いてしまうと、この動作ができません。

それとは別に、給湯栓から細く水を出し続ける方法もあります。

鉛筆の芯ほどの細さで流し続けると配管内の水が動くため凍りにくくなりますが、水道代はかかりますし、浴槽に流しっぱなしにすると溢れることがあります。

長期不在なら水抜き

数日以上家を空けるなら、電源を入れたままにするか、水抜き栓を使って配管内の水を抜いてください。

水抜きの手順は機種ごとに違い、取扱説明書に専用のページがあります。

手順を間違えると空焚きの原因になるため、自己流でバルブを操作しないでください。

なお、長く使っている機器ほど冬の負荷で不調が表面化しやすく、設置から10年を超えているなら買い替えを考える前兆と寿命の目安で解説しています。

よくある質問

雪マークが点いている間、ガス代や電気代はかかりますか

ヒーターへの通電や循環ポンプの動作には電気を使うため、まったくゼロではありません。

燃焼をともなうかどうかは機種によって違い、取扱説明書に記載があります。

節約のつもりで電源を抜くと凍結して修理費のほうが高くつくので、冬の間は通電したままにしてください。

雪マークを消したり止めたりできますか

外気温に応じて自動で入る動作なので、リモコンの運転スイッチを切っても止まりません。

止める手段は電源を落とすことだけですが、それは凍結予防そのものを無効にする操作です。

気温が上がれば表示は自然に消えます。

雪マークと888の点滅は関係がありますか

別の表示です。

ノーリツ・リンナイ・長府製作所・パーパスはいずれも88や888を、設計上の標準使用期間(家庭用で10年)に達したことを知らせる点検時期の表示としており、故障ではないとしています。

ノーリツは法定点検またはあんしん点検を受けるよう勧めており、点検を受けないと表示は消えません。

番号表示の見方はノーリツのエラー番号別の意味と対処で解説しています。

まとめ

給湯器の雪マークは凍結予防運転が働いているサインで、点灯中もお湯は使え、気温が上がれば消えます。

守られるのは本体の内部と追いだき配管までで、屋外に露出した給水配管や、電源が落ちている状態の機器は対象外になるという点だけ覚えておいてください。

凍ってしまったときに熱湯をかけるのは配管の破損につながるので避け、気温の回復を待って通水し、漏れがないかを確かめます。

ぜひ本記事の切り分けと冬の備えを参考に、寒波の前に電源と残り湯の状態を確認しておいてください。

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